2008北海道
2008年9月9日 上陸


天気:晴
走行距離:156km
今日の宿:東大沼キャンプ場
今日の水:なし
今日の温泉:御崎海浜温泉
行程
今日のどうでも良い話

6時に起きて出発の用意。 すぐにでも出発できる態勢で、7時からの朝食。 7:10に食べ終えて、7:15にYH出発。 青森ベイブリッジを渡って、8:45に青森港FTに到着。 意外と余裕であった。


あさかぜ5号に搭載。 バイクを固定するときに、泥よけが邪魔にならないか心配だったけれど、 問題ないようである。


向こう側に見えるのが、東日本フェリーの高速船ナッチャンWorld号。 10月で運航を撤退するので、乗っても良かったのだけど、 値段が倍以上するんだよね…。 青森まで走った意味がなくなる、と言うか。


4時間弱の船旅、海の向こうに函館山が見えてきた。 天気も良いし、わくわくしてくる。


北海道上陸。 函館を走るが、都会の道なので、あまり面白くない。 ただ、函館市電が走っているので、それだけは函館に来た感じがする。


お昼過ぎだし、函館ということで、ハセガワストアの焼き鳥弁当を買う。 その場で焼いてくれるので、タレ少な目にしてもらった。 そして、ハセガワストアでは何故かセイコマートブランドの飲み物が売っていた。 どうやら2004年に業務提携をしたらしい。
いつものように、近くの岸壁で海を見ながら食べる。


海沿いを走って、御崎海浜温泉に行く。 看板はあるが、見当たらないので、通り過ぎてしまった。 引き返して、それらしき場所に行くと、
夜9時まで、町内以外は入浴禁止 管理人
との文字が。 どうしたもんかなぁ。


すぐ近くで、昆布を干していた地元の人に聞いてみた。

「向こうに見える家から、向こう側の家まで、毎日交代でこの温泉を掃除しています。 町内の人でも、ここで飲食しないし、大事に使っています。 入っても構いませんが、マナーを持って入ってください。」

と、許可を頂いたので、入ることにした。 多分、マナーを守らない一部の人のためで、こんなになってしまったんだろうなぁ。 ということで、ありがたく入浴することにした。


岸壁にある、屋根付きの温泉。 海との間には、ガラスが張ってあるし、綺麗に管理されているし。 そして、お湯は掛け流し、湯船に入っていると海は見えないけど、気持ち良かった。


体が温まったので、恵山に行くことに。 でっかい駐車場があったけど、車は1台も止まっていない。 その駐車場の向こうに、噴煙だか水蒸気を上げている場所が見える。


温泉ついでに、水無海浜温泉にも行く。 が、水没していた。 とても入れそうにない。 あきらめて帰ろうとしたら、管理人のような人が来た。 明日の朝日の時間がお勧めだよ、と言われる。 少し考えておく。


せっかくテントを持ってきたので、東大沼のキャンプ場に行くことにした。 ここは無料。 5年ぶりぐらいにテントを広げたので、しばらくフライシートをかけずに、風を入れる。


大沼の向こうに沈む夕日を見ながら、料理・夕食。 キャンプをすると、夜やることがあまり無い。 21時には寝るという健康的な生活になる、


明日の朝は、3時半に起きられて晴れていれば、荷物を置いて水無海浜温泉に行くことにする。 昇る朝日を見ながら、入浴する予定。
今日の宿:東大沼キャンプ場

ライダーの会話で、
「昨日はどこに泊まったの?」
「大沼」
と、大沼で伝わるほど有名な場所。 無料のキャンプ場で、私は始めて来た。
意外と人が少なくて、ちょっとびっくりしたけど、 時期的なものなのでしょう。


今日のどうでも良い話

黄金大観音
恵山に行く道の途中、大きな観音立像を見つけた。 龍に乗り、金色に輝く姿で津軽海峡を見つめている。 大きなお寺かな、と思ったのだけど、本堂と思しきものは見つからない。 それに、これだけのものがあるのに、案内板や謂れの字句も見つからない。 つまり、何かしら問題があったもののようである。

考えられるのが、宗教絡みで何かあったか、バブルの遺産か。 で、調べてみたら、元々ここには恵山モンテローザというリゾート施設があったようで、 凱旋門のような立派な門とか、黄金の涅槃仏もあったようなのである。 涅槃仏は、売却されて現在札幌にあるらしい。

バブルの遺物、もう少しどうにかすれば、 観光スポットになる可能性もあるのに、もったいないと思う。 嘘でも良いから、恵山に引っ掛けて、ここでお祈りしたら子宝に恵まれるとか、 良くある噂を流せば、人がやってくるのではないだろうか。

それにしてもね。 恵山モンテローザって、イタリア語を知っていての命名なんだろうか。 恵山ローザ山って、意味が全くわからない。 恵山自体、Mt.Fuji のような書き方だと Mt.E という、 一瞬訳のわからなくなる表記になるのに。



Tatsuyoshi 21st Project
by Tatsuyoshi