2008北海道
2008年9月16日 落下


天気:晴
走行距離:252km
今日の宿:紋別セントラルホテル
今日の水:仁宇布の冷水
今日の温泉:明光石温泉
行程
今日のどうでも良い話

朝食を食べて、チェーンの調整と給脂をして。 7時には出発できる態勢だったが、 ATMとガソリンスタンドが開いていないかもしれないので、 30分程近くを散歩した。
出発して数キロでエンスト。 ガソリンが無くなったようで、リザーブに切り換える。 美深まで行けばATMとガソリンスタンドがあると考えていたが、 ガソリンがちょっと微妙な感じ。

美深までなんとか辿り着いて、ATMのあるセブンイレブンを見つける。 時間は9時2分。 手数料が無料だし、完璧である。 そして、ガソリンを給油。 作戦成功である。

走っていたら、カボチャの収穫をしていた。 ジャガイモやタマネギと違って、機械で収穫できないので大変そうである。


もう咲いていないと思うけど、智恵文と言うか、北星のヒマワリ畑に向かう。 写真は、智恵文駅にて。 智恵文沼が近くにあって、緋鮒(ヒブナ)釣りができるらしい。 春採湖の緋鮒は天然記念物らしいのだけど、ここでは釣って良い(?)みたい。


30分程ひまわり畑を探したが、見つからない。 看板にも矢印が無くなっているし…。 既に刈り取られたあとだったので、見つからなかったのでしょう。 ちょっと残念。


稚内で会ったライダーがお勧め!と言っていたので、 トロッコ王国という所に向かう。
道道49号線の高広パーキングエリアに寄ったら、 そこがトロッコ王国の折り返し地点だった。


仁宇布のトロッコ王国に到着。 トロッコに乗るには1200円掛かるらしいのだけど、 1人で乗る場合は1500円になる。 ちょっと高かったけど、せっかく来たので乗ることにした。
どの車両が良いか聞かれて、「一番面白いの!」と言うと、 古そうな車両を出してきてくれた。 このポイントは手動切り替えである。


このトロッコは、ホンダの272cc、7馬力エンジン搭載。 馬力数の割には、結構良い加速だった。


乗る前までは、子供の遊具ぐらいの考えだったけど、 乗ってみると意外と面白くてはまってしまった。 気分的には、ヘルメット無しのバイクで線路を走る、そんな感じ。


乗る前に、折り返し地点でポイント切り替えがあるため、 待機するよう説明をしてもらった。 てっきりそこに人が居るもんだと思っていたら、 さっき説明をしていたおじさんが居た。 実は、車で先回りしただけであった。 折り返し地点で写真を撮ってもらったりして、来た道を引き返す。
廃線となった美幸線を使った線路なので、本物の線路を走るあっと言う間の40分。 楽しかった。


屋根のある車両もあった。 それにしても、単線で往復40分なので、 お盆の時期なんかは待たされたりするんだろうなぁ。


トロッコを下りて、バイクに乗ると、バイクがもの凄く静かな乗り物に感じた。 トロッコがうるさかった理由からなんだけど。

松山湿原、という看板があったので、行ってみることにした。


この写真を撮った瞬間、デジカメが手から落ちて、動かなくなってしまった。 電池を入れ替えたり、軽く叩いても駄目。 ショックのまま、松山湿原に向かう。


歩いて30分ほどで松山湿原に。 湿原なので、水が豊富かと思ったが結構草に覆われていて、 湿原という雰囲気がしなかった。 ここのところ雨が降ってないせいもあるのだろうけど。 ここに育つ松の姿が、生きようとする必死さが感じ取れて、壮絶だった。 知床五湖なんかより、ずっと秘境って感じ。

デジカメが動かなくなったので、予備機として持ってきた DiMAGE Z1 を出す。 大きくてポケットに入らないので、使い辛い。 網走あたりまで行って、新しいものを買おうかと本気で悩んだぐらい。

道道49号まで戻る前に、仁宇布の冷水に寄る。 ついでに、雨霧の滝にも行って見た。 ここは、林道の終点からすぐの場所で、歩いて1,2分で行くことができる。


さらに奥に、女神の滝、という滝があるので、行って見た。 滝よりも、この看板が気になった。
女神まで100m
これだけ見ると、えっ、という感じである。


西興部の道の駅、にしおこっぺ花夢に。 が、今日は定休日。 別に何かを期待して行った訳じゃないけど、ちょっとがっくり。


そして、花畑は荒涼とした姿であった。 時期的なものなのだろうか、それとも手入れ不足なだけだろうか。


ちょっと遅い昼となったが、楽しみにしていたミルクホールに行く。 ここで、ショックな出来事が。 今日は定休日らしい。 手元のガイドブックには、無休って書いてあったのに…。


西興部の道の駅、ミルクホールに続いて、紋別温泉までもが定休日だった。 なんだか今日はついていない。
今日の宿:紋別セントラルホテル

デジカメを壊してしまったショックと、松山湿原に行った疲れ、 さらにお金を下ろして余裕があったために、思わず泊まってしまったホテル。 ガイドブックを見て適当に電話で予約した場所だったのだけど、 受付はちゃんとスーツを着た人がいて、ちょっと緊張。 裏に、ビジネスホテルオホーツク、という安宿があって、 そこでも良かったな、と少し後悔。
北海道の宿では、一番高いものになってしまった。
今日の水:仁宇布の冷水

松山湿原への道をそれて、未舗装路を1キロちょっと走った場所にある。 水が冷たく、おいしかった。
ここの名水は2006年に発見されたもので、 今年のツーリングマップルにもまだ載っていない。 今年環境省が選定した平成の名水百選にも選ばれた。


今日のどうでも良い話

道民雑誌 クォリティ
北海道を走っていると、必ず目にするこの看板。

道民雑誌
クォリティ
総合印刷 須田製版

看板を色々な場所で見かけるので、宗教系かな、と少し思っていた。 たまたま雑誌を目にする機会があったので読んでみたら、 内容は北海道での政治や経済の話が中心。 意外と正論を述べているまじめな雑誌だったので、驚いた。 北海道の変わったお土産に…、ならないか。



Tatsuyoshi 21st Project
by Tatsuyoshi