昨日は濡れた路面を走って、バイクが泥だらけ。
そして、チェーンも手入れしてあげなければならない。
朝温泉に入りたいが、温泉に入った後にチェーンの手入れはしたくない。
少し悩む。
結局、一度皮パンはいて車体とチェーンの手入れ、浴衣に着替えて温泉、
もう一度皮パンはいて朝食、という流れになった。
そんなことをしていたので、出発は9時前ぐらいになってしまった。
今日は天気が良いので、一度通り過ぎた富良野辺りを周る予定。
この時期になったら、流石に空いているでしょう。
日本一のズリ山階段、の看板があったので寄ってみた。
ズリ山って、鉱山で出た捨石のことらしい。
そして、一面に咲くサルビアを発見。
花はちょうど見頃である。
なんだか、これを見れただけでも、寄り道した甲斐があった。
ズリ山に登ろうとしたが、昨日の雨で土の状態が良くないので、あきらめる。
ちょっとした展望台になっている場所にあがってみた。
何かの文字が書かれているようなのだけど、良くわからない。
手入れをしていた人が居たので、何て文字が書いてあるのか聞いてみた。
「0という文字です」
あー、ってオイ。
詳しく聞いてみると。
その昔、赤平市は人口が6万人だったらしく、6万本のサルビアを植えた。
本当は60000みたいにしたかったが、手入れが大変だし、
本数と文字の大きさの勘定が難しいので、0にした。
とのこと。
納得したような、しないような。
芦別を通過、しようと思ったのだけど、
この前通過したときに気になるものがあったので行ってみた。
一つは怪しげな五重塔と周辺の怪しげな建物。
そしてもう一つは、大きな観音像。
まずは、五重塔の近くに行ってみた。
怪しい。
この和洋折衷な感じが、バブル時代の臭いを感じさせる(実際はどうか知らない)。
スーツの人が通りかかったので聞いてみたら、ホテルです、と言われた。
宗教関連の施設じゃないようなので、ちょっと安心して、遠まわしに見学。
そして、大きな立観音像に行ってみた。
さっきのホテルと敷地が繋がっているようなので、
その施設の一部なのかもしれない。
それにしても、大きな駐車場があるのに、1台も車が止まってないなんて。
近くに行って驚いたのが、中に入れること。
26階の構造で、20階までエレベーターが通っているらしい。
そして、料金は500円。
見たい気もするけど、手元の2冊のガイドブックには、何も載ってないんだよね。
1分ぐらい悩んで、やめた。
今度、ゆっくり調べてから行くことにする。
上金剛山展望台に行く。
未舗装路を少し走っていくのだけど、
地図にもガイドブックにも載っていない、ちょっとした穴場。
芦別市街や、野花南湖が一望できる。
お昼ごはんを買ってきて、ここで食べれば良かったと、少し後悔。
千望峠を越えて、富良野市街に入る。
十勝の山々の頂には、雪が見える。
もう、冬が近づいているみたいである。
お腹が減ったので、近くにあったサウンドブースという店でお昼にする。
ハンバーグがお勧めのようなので、ハンバーグを。
結構ボリュームがあった。
深山峠を越えて、かんのファームに行く。
ラベンダーは終わっていたけど、サルビアなんかが咲いていた。
さらに、四季彩の丘に。
ここ、初めて来たかも。
斜面に花が植えられているので、綺麗なラインが楽しめる。
なんだか、人が多かったけど。
美郷名水で水を補給し、
ライダーで噂の青池を探したが見つからず。
さらに登って十勝岳望岳台に。
なんだか、ここからだったら結構楽に十勝岳に登れるような気がしてきた。
今度来たときは、登ってみようかな。
10年ぶりぐらいに吹き上げ温泉に入る。
でもね、なんだかね。
温泉を見に来るだけって、どうかと思うんだよね。
見たいのはわかるんで、それは仕方ないかな、とも思うのだけど、
悪い言い方だと覗きだよね。
それぐらいなら、まだ良いけど、
温泉に人が入っているのを勝手にカメラで撮るのは流石にね。
悪気がなくても盗写だよ。
女性が入っていて男が写真撮ったら、何とか迷惑条例で捕まるみたいなもんで。
こっちだって、怒るよ。
そんなんで、十勝岳パーキングエリアに行くが、嫌な予感。
そして、それが的中。
路側帯に雪が残っている。
パーキングエリアにも結構雪が残っていた。
で、お友達作成。
ログ由縁に到着して、荷物を下ろそうとしていたら、
車で来ていた人に声を掛けられる。
夜ご飯に行くそうなので、ついでに乗せて行ってもらいました。
そして、富良野駅前のしゃぶしゃぶ屋に。
豚のしゃぶしゃぶだったのだけど、1000円(牛なら1600円)。
こんなに出てくるんだ、と思ったら、
小さいけどおむすびと、ラーメンまで付いてきた。
1000円でお腹いっぱいで、かなり満足した。
夜は、旅の話なんかしたり、お酒を飲んだり。
そうして、北海道最後の夜は更けていった。